見てらんねー!酷すぎる!世間の声は本当なの?『進撃の巨人』映画の感想|前後篇まとめてレビュー

映画『進撃の巨人』感想

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こんにちは、AB夫(えびお)です。

今回ご紹介するのは、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』です。

 

 

 

まずはあらすじをどうぞ。

100年以上前、人間を捕食する巨人が現れ、人類のほとんどが食べられてしまった。生き残った者たちは巨人の侵攻を阻止すべく巨大な壁を3重に作り上げ、壁の内側で暮らしていた。エレン(三浦春馬)やミカサ(水原希子)もそんな中の一人だった。そんなある日、100年壊されなかった壁が巨人によって破壊されてしまう。

進撃の巨人 / Yahoo! 映画

 

超話題漫画の実写映画化。

公開当初から巻き起こった賛否両論の真偽はいかに?

難しい作品の実写映画化に挑んだ監督、脚本家の苦労とは!?

 

 

主な登場人物

エレン(三浦春馬)

エレン出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

物語の主人公。ミカサとアルミンとは幼馴染。幼いころに父親から何かしらを施され、特殊な能力を持つ。

 

シキシマ(長谷川博己)

シキシマ出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

調査兵団の隊長。映画版のオリジナルキャラ。対巨人戦において無類の強さを誇る。

 

ミカサ(水原希子)

ミカサ出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

エレンとアルミンの幼馴染。巨人に殺されたと思われていたが助かっており、調査兵団の班長となって帰ってくる。

 

アルミン(本郷奏多)

アルミン出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

エレンとミカサの幼馴染。冷静な判断力と作戦を練る力に長けている。

 

ジャン(三浦貴大)

ジャン出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

調査兵団の仲間。何かとエレンと衝突する。

 

サシャ(桜庭ななみ)

サシャ出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

調査兵団の仲間。食いしん坊。

 

ハンジ(石原さとみ)

ハンジ出典:映画『進撃の巨人』予告 – YouTube

調査兵団の分隊長。巨人の事を研究している。原作同様、変態キャラ。

 

 

酷評された映画『進撃の巨人』は本当に酷いのか?

映画『進撃の巨人は』公開されるやいなや原作ファンのみならず、さまざまな方面から酷評の嵐が吹き荒れたことで有名です。

また、その酷評に樋口真嗣監督が反応してやり返したのがまたビックリ!

火に油を注ぐ形で映画『進撃の巨人』バッシングが広がり、話題になりました。

 

では、どうして酷評されたのか?

よく言われているのが、

  • ストーリーが原作と違いすぎる
  • ビックリするような演出
  • オリジナルキャラ『シキシマ』ってどうなの?
  • CGの巨人の表現が微妙

などです。

 

果たして本当に『進撃の巨人』は酷い映画なのか?

前篇、後篇をまとめて一気に見たので、見どころや感想なども一緒に検証してみます!

 

 

連載中の作品を2本の映画にうまくまとめたオリジナルストーリー

映画版のストーリは原作とは全く別物のオリジナルストーリーです。

全く別物とは言っても、肝心な部分(巨人の謎とか)は原作に忠実に作られています。

 

批判の大半は「ストーリーが違いすぎる」っていうのが多かったんだよねえ。

「何だこのストーリーは!」って怒ってらっしゃるの、原作ファンは。

 

でもね、原作知らない人からすればさあ、どうでもいいよね、そこ。

単純にストーリーが面白ければいいんじゃない?

 

僕は漫画原作の映画化の時、原作と違ってても全然いい派です。

面白ければそれで良い。

むしろ、うまく変えてきたなあって関心するし、その方が楽しめる。

 

そういう意味で映画『進撃の巨人』のストーリーは悪くなかったと思う。

90分×2本の映画の中で巨人の秘密にまで言及し、一つの終着点にうまく着地したストーリーだった。

 

エレンやアルミンが調査兵団に入って巨人たちと相対することになった理由とか、エレンが巨人化しちゃう理由(原因)とか、壁ができた理由とか、いっぱい説明しなきゃいけないことがあって。

それらを180分の中で綺麗に収めてた。

 

少し早足感はあったけどね、それは仕方ない。

他の映画でも展開が急なのってあるでしょ、それと一緒。

そういうのもスピード感が出て良かったと思う。

 

だから、ストーリーが原作と違うってのは問題ない。

そこを批判するのは「原作と同じものが見たかったんだ!」って言ってるのと一緒でしょ。

僕は「それって映画化する意味ある?」って思う。

 

違うストーリーを認められないのは、映画『進撃の巨人』が見たいんじゃなくて、『原作を忠実に実写化した進撃の巨人』が見たいだけだよね。

それなら映画を見なきゃいいだけだし、批判するのもお門違い。

 

原作とは違うストーリーを楽しまなきゃ。

 

もったいないよ。

 

 

謎の演出がいっぱい。どうしてそうなった?

次に批判が多いのが『謎の演出』です。

 

「ここでそれする?」とか。

「なぜにそうなる?」とか。

 

いろいろ引っかかるところが満載なのが映画『進撃の巨人』ですwww

 

 

たとえば、こんなシーン。

 

壁に空いた穴を埋めるために、エレン達は巨人がウヨウヨいる壁の外の世界に踏み出します。

巨人は夜になると活動が停止しますが、油断は禁物。

彼らは音に反応して人間を襲うため、ハンジ班長は部下たちに声を潜めるよう指示します。

…にもかかわらず、エレン達調査兵団一行はぺちゃくちゃおしゃべりをしちゃう始末。

 

・・・・・

 

喋っちゃダメだって!

 

何で普通に話すの!

 

巨人に聞こえちゃうって!

 

 

また、別のシーンでは…

 

夜、壁外の野営地で休息をとる一行。

エレンと仲間の女性が一緒にいるそばで、別のカップルがとある行為を始めようとします。

それに触発された女性(シングルマザー)は自分の胸にエレンの手を押し当て、娘の父親になって欲しいと懇願し、子持ちは嫌?と問いかけます。

 

・・・・・

 

ここで?

 

今?

 

巨人いるよ?

 

 

また、別のシーン…

 

巨人に襲われるエレン達。

エレンの幼馴染アルミンが巨人に襲われそうになります。

その時、調査兵団の仲間の一人(普通の大人)が巨人の腕をとり、見事一本背負いをお見舞い!

アルミンは九死に一生を得るのでした。

 

・・・・・

 

一本背負い?

 

君も巨人かな?

 

 

以上、見た人がほぼ全員「んっ?」ってなる代表的なシーンでしたwww

 

 

ちょっと雑かなあってのが僕の感想です。

団員の緊張感の無さとか、あり得ない怪力とかね、もう爆笑ものでしょ。

 

でも、どうやら脚本の段階ではこうじゃなかったらしいね。

脚本は映画評論家の町山智浩さんなんだけど、町山さんの脚本では全部ちゃんとしてたんだって。

でも、実際にはそれが反映されず、こうなった。

 

どうしてこうなったかというと、

  • 現場で監督が思いつきでラブシーンを入れた
  • 「話し声を小さくしとくから」と言ってたのに普通の話し声のままだった
  • 脚本では投げられるのは小型巨人だったが、仕上がりはデカかった

つまり、脚本通りだったら変な演出は無かったのに、現場で監督が好き勝手やった結果、批判続出の演出三昧になったってこと、らしい。

 

・・・・・

 

樋口監督と町山さん…

 

コミュニケーション足りてなくない?

 

 

オリジナルキャラ『シキシマ』参上!

今作、唯一のオリジナルキャラなのかな?

シキシマ。

 

原作に『リヴァイ』ってのがいて、これがモデルだと思う。

リヴァイは超強くて頼りになる兵長。

でも、シキシマはちょっと変。

 

・・・・・

 

なんで、こうなった?

 

 

まず、なんでリンゴ齧ってるの?

 

シキシマはほとんどのシーンでリンゴを齧ってる。

皮のついたままの、まるごと一個のリンゴをシャクシャク齧る。

 

これは樋口監督が「シキシマのキャラ作りのために何か小道具を持たせたい」って言い出したことが原因らしい。

そう言われた町山さんが、J.J.エイブラムス監督の『スター・トレック』でジェームス・カークがリンゴを齧っ

てたのをマネて採用したんだって。

 

その結果がこれです…。

 

これは樋口監督だけじゃなくて、町山さんも悪いのかな。

あんまり、日本人がリンゴ齧るとか絵にならないよね。

ただのリンゴ好きになっちゃた。

 

つまり、ダセえってこと。

 

 

それから、どうしてミカサとイチャこくの?

 

自分が食べてるリンゴをミカサに食べさせたり、エレンの前で後ろからミカサを抱きしめたり。

…いったい何がしたいんだ?

 

これも脚本には一切書いてなかったんだって。

これは監督の勝手な演出らしい。

つまり、今度の戦犯は樋口監督だけ

 

シキシマのキャラクターを際だたせるために、ミカサとのイチャイチャシーンを追加したらしいんだけど、どんなキャラにしたかったんだっていう。

 

シキシマがミカサに突然キスするシーンもあるんだけど、それも監督が現場で思いついて急遽決定ーーー!

 

樋口監督は相当この新キャラに思い入れがあったのかな。

いろんな要素を盛り込んでくるよね。

どんだけシキシマに期待してんだっていう。

 

もしくは、シキシマをキレキャラにしたかったのかな。

ちょっと浮世離れした変人みたいな。

だから、リンゴも齧っちゃうし、女の子に突然キスしちゃう。

 

・・・・・

 

キャラ、ムズいわあ…。

 

 

大迫力の超大型巨人は◎。その他、普通の巨人はちょっと…。

映画『進撃の巨人』の最大の見どころは巨人です。

予告編にも登場する超大型巨人が壁の上から登場するシーンは大迫力!

日本のCG技術も大したもんだと関心します。

 

ほかにも2体、メインの巨人が登場してボカスカ戦うんだけど、それも中々の迫力ある映像になってて良かった。

ちょっと怪獣映画みたいに見えたけど、そこはご愛嬌。

まずまずの出来だった。

 

 

でだ、問題はその他大勢の普通の巨人だよ…。

 

何だよこれは!

どうして、こうなったの?

 

って言いたくなる仕上がり。

 

 

原作の巨人は口が裂けてたり、体が奇形だったりして、怪物っぽかったんだよね。

それが人間を食おうと襲ってくるから、漫画とは言え怖い怖い!

なのに、映画に出てくる巨人ときたら…

 

・・・・・

 

ふつうのオッサンじゃん!

 

何よあれ、メイクしたアンガールズ田中じゃん!

 

 

ほとんどの普通の巨人が、体にドーランを塗って全身タイツに身を包んだようなおっさんとおばさん、時々子どもって…。

 

ここの表現、もっと頑張ってほしかったんだよねえ。

もっと作り込んで怖い巨人にしてほしかった。

 

巨人がこんなんだから、襲ってきてもあんまり怖くないの。

人間を捕まえて口に持っていってパクってするんだけど、どうも怖くない。

 

『進撃の巨人』の一番の見せ場って、普通にいっぱいいる巨人が怖いってことじゃない?

特別強いとか、デカイとか、能力があるとかじゃなく、普通のやつがキモ怖えっていうのがいいはず。

なのに、残念な仕上がりで、そこんとこ上手く訴求できてなかった。

 

でだ、どうやらこれは制作外からの横槍が入ったらしい。

これは原作の諌山さんが、「巨人をモンスターとして描いてしまうと、逆に『作られた存在としての安心感』が出てしまう」って心配したんだって。

だから、奇形の巨人とかを作んないで普通の人間っぽいのにしたらしい。

 

・・・・・

 

ホントに普通の人で怖くねえわ!

 

 

というわけで、メインの巨人たちは大満足。

さすが特撮で腕を磨いた樋口監督!

でも、普通の巨人が残念な結果で…、もったいないなあって感じでした。

 

 

映画『進撃の巨人』まとめ

賛否両論ある映画『進撃の巨人』ですが、実際に見てみると、その理由が何となく分かります。

 

すごい頑張ってイイものになってる部分もたくさんある。

空回りしたのか技量が足りなかったのか、どうしてなのって感じる残念な部分も結構ある…。

それを分かった上で2本180分を映画『進撃の巨人』に捧げる勇気!

これこそが、この映画を楽しむ秘訣です!

 

つまり、時間を無駄にするかもしれないけど、思い切ってやってみろよってことです。

 

 

心臓を捧げよ!

 

お前の時間を捧げよ!

 

 

こういう気持ちで見るといいよ!

 

 

 

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